森永乳業、上期は業務用苦戦も増益 ヨーグルトなどPM改善
森永乳業の21年3月期上期連結決算は、売上高3053億円(前年比2.4%減)、営業利益169億円(同6.1%増)となり、減収増益で着地した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、業務用商品が苦戦を強いられたものの、国内では健康需要の高まりからヨーグルトや菌体をはじめとするプロダクトミックス(PM)改善が増益に貢献。ドイツのミライ社をはじめとする海外事業も大きく寄与した。下期は新型コロナ禍の影響を加味し、通期売上高予想を下方修正したが、営業利益目標は維持し、中期経営計画達成に向