神明、海外事業を本格化 まず中国・韓国へ 業容拡大と供給体制固め

藤尾益雄社長

藤尾益雄社長

 【関西】精米最大手の神明は、アジアを中心に本格的な海外戦略に乗り出す。中国では、豊田通商との合弁会社「廊坊豊福糧食加工有限公司」の資本比率を35%から50%まで高めると同時に、同国内への販売を強化。韓国でも本格事業展開を視野に入れ、現地調査を開始した。その背景には、コメ離れが進む国内コメマーケットは人口減とあわせ今後も引き続き需要減退が予想される一方、アジア諸国では市場経済の発展により、おいしく安全・安心なコメや便利な無洗米に対するニーズが高まっていることがある。これに応え

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