「FABEX関西2025」26~28日にインテックス大阪で開催 来場者5万人見込む

展示会 総合 2025.11.21 13032号 02面
多くの来場者でにぎわう昨年の会場

多くの来場者でにぎわう昨年の会場

 「FABEX関西2025」が26~28日、インテックス大阪1、2号館で開催される。業務用“食”の総合見本市で、関西・西日本マーケットで販路拡大を図るビジネスマッチングを創出し食品産業活性化への貢献を目指す。13回目を迎えた今回、364社が552小間を形成(11月18日現在)。5万人の来場者を見込む。主催は日本食糧新聞社と協同組合全日本洋菓子工業会(関西デザート・スイーツ&ベーカリー展)で、日本惣菜協会(ファベックス関西)と全国和菓子協会・全日本パン協同組合連合会(関西デザート・スイーツ&ベーカリー展)が共催。

 同展は「食品・食材」「機器・機械」「包装・容器」を網羅する食の総合展示会。惣菜デリカ、弁当、中食、外食、給食、配食の専門展「第13回ファベックス関西2025」に加え、和・洋菓子、中食、外食業界の商品開発専門展「第13回関西デザート・スイーツ&ベーカリー展」、地域食材にスポットを当てた「第9回地域食品ブランドフェア」、カフェ業界専門展「第8回カフェ&ドリンクショー関西」、海外食品企業・団体をフューチャーする「第5回大阪グローバルフードショー」、製造・加工・調理現場の業務改善を提案する「第3回食品工場スマート化総合展」の6展示会で構成される。

 また、大阪外食産業界主催の大阪外食産業協会(ORAゾーン)も同時開催され、関西の有力外食業界関係者を誘致し、食都・商都大阪ならではのビジネス提案を行う。イベントでは、Les Ambassadeurs du Pain du Japonと日本ラテアート協会の特別協賛で「ベーカリー×カフェペアリング体験セミナー」と題した試飲・試食の有料セミナーを実施する。

 セミナーでは、話題のコメで神明ホールディングス藤尾益雄社長が「持続可能な農業・食の未来に向けて~神明グループの展望と使命」をはじめ、全日本洋菓子工業会副理事長で文明堂東京代表取締役の宮崎進司氏による「菓子店におけるリーダーシップとコミュニケーションのリアルな姿」とテーマに講演。総勢34人の講師による24セミナーも行われる。

 今回、インテックス大阪の6号館Bで「焼肉ビジネスフェア」と「居酒屋JAPAN」も同時開催され、相乗効果が期待される。(佐藤路登世)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら