三井物産系流通の5社合併で4月1日に発足した三井物産流通グループは、総売上高1.3兆円超の規模感に加え、統合各社のシナジー発揮による新たな機能戦略で競争力強化を目指す方針だ。同社の柴田幸介社長は1日、主要仕入先約290社を招いて東京・帝国ホテルで開いた「三井食品会」の24年度総会で、大規模統合の狙いや今後の展望などについて概要次の通り語った。(篠田博一)
●グループ資産、機動的活用
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