三昌物産、中山養鶏場と資本提携 全国へ流通網強化
【中部】三昌物産(三重県四日市市)は15日、産卵鶏育雛業の中山養鶏場(山口県下関市)と資本業務提携した、と発表した。
同社は年間約100万羽を出荷する業界第7位の採卵鶏の育雛農場。育雛専業では全国2位の規模を誇る。両社は採卵鶏の育雛から成鶏・鶏卵生産までを一気通貫で行う供給体制を強化する考えだ。また、同提携により、三昌物産グループの事業エリアが西日本地域に大きく拡大。今後、同グループは全国規模で鶏卵流通網の強化を目指す。(宇佐見勇一)