石破茂著『異論正論』新潮社刊
本書は、政界きっての政策通である石破茂氏が歯に衣着せずに正面から堂々と新型コロナ禍から国防まで直近のテーマを論じたものをまとめている。「意見が対立することや面倒な議論を政治家は先送りにしてきた。経済、医療、安全保障など、すべてにおいてツケはたまっていくばかり。次の世代がその負債を背負わされ、国が滅びていくのを見過ごして良いはずがない。ならば、どんなに煙たがられようとも、異議を唱え、信じる正論を語り続けるしかない」とする。
新型コロナ対策では日本版C