国連WFP協会、戦闘激化のパレスチナ 食品企業中心に寄付2億円超

ニュース 総合 2024.03.22 12732号 11面
国連WFPはガザ地区の6つのパートナーと74のコミュニティ・キッチンのネットワークと協力し、ガザ南部と中部の人々に毎日20万食以上の温かい食事を届けている(C)WFP/Mostafa Ghroz

国連WFPはガザ地区の6つのパートナーと74のコミュニティ・キッチンのネットワークと協力し、ガザ南部と中部の人々に毎日20万食以上の温かい食事を届けている(C)WFP/Mostafa Ghroz

サブラからディール・バラフに避難した家族。雨漏りするテントの外で、国連WFPから支給された材料を使い、パンを焼いている。衣類も水もほとんどなく、マットレス1枚を8人で共有している(C)WFP/Ali Jadallah

サブラからディール・バラフに避難した家族。雨漏りするテントの外で、国連WFPから支給された材料を使い、パンを焼いている。衣類も水もほとんどなく、マットレス1枚を8人で共有している(C)WFP/Ali Jadallah

国連WFP協会・安藤宏基会長

国連WFP協会・安藤宏基会長

 認定NPO法人国連WFP協会(安藤宏基会長)は、パレスチナ緊急食糧支援募金を呼び掛けている。国内では、およそ5ヵ月間で食品企業を中心に2億円を超える寄付が集まった。戦闘が激化しているガザ地区を含めたパレスチナ支援へ2024年末までに約1119億円(7億6000万米ドル)の資金が必要だが、約709億円(約4億8200万米ドル)不足している。国連WFPは、ガザ地区とヨルダン川西岸地区で、食料や水など必要な物資を手に入れることができず、悲惨な状況に直面している人々に緊急支援を行っ

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