【1分動画解説!食品業界キーワード】省プラ・脱プラ

2020年7月から始まったレジ袋有料化がきっかけとなり、消費者にも「省プラスチック」「脱プラスチック」の関心が高まっている。プラスチックが地球環境に与える以下のような問題を解決していこうと、行政や企業も「省プラ・脱プラ」の取り組みを強化している。

・海洋生物への影響
・観光地や沿岸地域などの環境悪化
・船舶の航行安全への支障
・汚染物質の付着(マイクロプラスチック)

ニップンでは環境対応をテーマに新商品やリニューアル品を多数展開している。永井海苔は包装資材紙を使用した環境配慮型ハイブリット商品の提案、日本マクドナルドは2022年2月より木製のカトラリーへの切り替えを行った。

また「2021日本パッケージングコンテスト」では環境に配慮した製品が数多く入賞するなど、さまざまな面で省プラ・脱プラの動きがみられる。

「問題があるのは包装プラではなく、使用者の廃棄方法だ」という声も多く上がってきており、プラスチック資源循環促進法が施行される4月以降さらに取り組みは加速しそうだ。

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