飲料売場には200mlのTBA容器が並ぶ。飲み切りサイズの紙容器飲料市場を確立した功績は大きい
日本テトラパックはこのほど、包装材にアルミ箔(はく)を使い常温保存が可能な紙容器「テトラ・ブリック・アセプティック(TBA)」の国内累計販売数が、12年12月末で1000億個を超えたと発表した。日本では小型タイプが支持されており、清涼飲料や乳製品、果実飲料、豆乳など飲料業界で広く使われている。近年はプリンや酒類、流動食などにも使用され、食品の常温流通に欠かせない容器となっている。 「テトラ・ブリック・アセプティック」は1970年に日本で発売された四