茶系飲料特集2023

◆茶系飲料特集:消費者により近づく 関心つかもうと模索続く

清涼飲料 特集 2023.04.26 12571号 07面
新茶のシーズンが到来。さまざまな飲用シーンをとらえ若年層をどう取り込むか(写真提供=埼玉県入間市)

新茶のシーズンが到来。さまざまな飲用シーンをとらえ若年層をどう取り込むか(写真提供=埼玉県入間市)

海外では日本茶の人気は根強い。生産を支える産地の一角・埼玉県入間市の茶畑(写真提供=埼玉県入間市)

海外では日本茶の人気は根強い。生産を支える産地の一角・埼玉県入間市の茶畑(写真提供=埼玉県入間市)

 新茶のシーズンが今年もやってきた。場所によっては、例年に比べて成長が早く新芽の摘み取りを始める地域も出てきている。静岡市では、新茶の初取引が行われ、今年の最高値は1kg当たり120万円をつけるなど日本茶の人気は根強い印象だ。中でも手軽に飲めるPETボトル入りの茶系飲料の人気は、近年の健康志向とも重なって関心は大きい。飲料メーカー各社にとっては、原料高騰に伴う値上げなどの影響を最低限にとどめるべく、中身の変更、消費者のニーズに合う商品の提供を進めている。また、消費者の拡大を狙

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