4月26日の会見で今後のダノンとの関係について語る堀澄也会長(左)と根岸孝成社長
ヤクルト本社は4月26日の取締役会で、筆頭株主ダノン(本社=フランス)との戦略的提携契約の解除を決議した。今後も協業関係を維持するため、自由度の高い「覚書」を新たに締結した。堀澄也会長は会見で「自主独立性」を重ねて強調。引き続きダノンが筆頭株主であることには変わりないが、提携契約による制約がなくなり、ヤクルト本社は自社独自の成長戦略を着実に進めていく意向だ。 提携の解消理由について堀会長は「企業文化、マーケティング手法の違い」と説明。9年間の提携で