もち米、一物多価の構図に 需要期へ対策重要

 もち米価格は契約栽培米・一般流通米・加工用米に分かれる一物多価で、数量の構成比はだいたい契約用が6万t、一般流通用が19万t、加工用が5万t。価格も生産量も変動しにくい契約栽培米の価格を100とすると、加工用米は2割ほど安く、一般流通米は3年前まで3割程度安く最安値だった。ただ、契約栽培米も加工用米も減少するなか、一般流通米も生産が減少したことで3年前の過剰在庫時に比べ価格が1.5倍に引き上がった。契約栽培米の価格と比べても現状1割以上高くなっている。

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