19年暦年業態別販売動向 増税・天候要因で消費一段と厳しく

小売 統計・分析 2020.02.05 12009号 10面

 19年暦年(1~12月)の業態別販売動向は、既存店ベースでコンビニエンスストア(CVS)が前年比0.4%の微増を確保したものの、食品スーパー(SM)や総合スーパー(GMS)、百貨店は前年割れで、前年より下げ幅が悪化し、消費が一段と厳しくなったことがうかがえる。キャッシュレス推進のポイント還元の恩恵でCVSはわずかに前年を上回ったが、それ以外の業態は冷夏や暖冬など天候要因で季節商品の動きが鈍かったほか、10月の消費増税も影響し消費を抑制した。(山本仁)

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