業態別主要企業月次販売動向(22年11月~23年11月)
11月度の小売業の販売動向は各業態ともおおむね好調を持続したものの、業態や企業によって開きが出た。上げ幅が大きかった百貨店やSCは訪日客やブラックフライデーなど販促企画、気温の低下で冬物衣料が動き出したため。一方、CVSはほぼ前年並みだった。SMは、企業間で伸び率の差が大きかった。(山本仁)
●団体・生協統計=CVS21ヵ月ぶり微減
11月度の小売業界団体と生協の統計によれば、CVSの既存店売上高が21ヵ月ぶりで前年割れに転じたものの、微減にとどめた。百貨店やSCは、