ヤマサ醤油、1～10月は反動減 醤油「鮮度生活」2桁成長
限定発売の「鮮度生活」ボトル、スヌーピーが自然を大切にする特別なイラストが目を引く
ヤマサ醤油は今期1～10月、前年の最高業績から反動減を余儀なくされている。全社売上げの大半を占める国内営業本部が、家庭用特需の裏年の影響を受けた。一昨年比では増大したが、つゆなどの食品が苦戦した。業務用は回復し、醤油は大容量の600mlで先駆ける「鮮度生活」が2桁成長を続けるなどして増収。原料高による改定も検討しながら、年末商戦の販促に臨む。
20年度業績は前年比3％増の581億円と過去最高に達して今期は反落。医薬・化成品事業のワクチン原料がコロナ
