食品・酒類大手21年度決算 経済再開進み増収22社 コスト高で利益は足踏み

総合 決算 2022.06.17 12416号 01面

食品・酒類メーカーの上位30社の21年度決算が揃い、増収が22社に広がって回復、拡大傾向が示された(20年度との単純比較、本紙推計含む)。コロナ共存の経済再開が進み、海外の成長に為替差益も加わった。円安は原材料などのコスト高にもつながり、増益は17社にとどまって足踏み。22年度も値上げの浸透、定着が最重要とするのが大勢だ。(吉岡勇樹)
前年の20年度はコロナ禍が世界に降りかかり、国内外で外出が規制され、上位でも23社が減収した。21年度は欧米を中心に経済活動が本格化し、業績も

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介