本紙主催中日本フードビジネスフォーラム発足 生販3層が一堂に

1992.04.06 1号 16面

中日本地域における外食産業のメーカー、問屋、ユーザー生販三層にわたるすべての業界関係人が一堂に会し、研修と交流により時代に対応した情報交換をはかる中日本フードビジネスフォーラムが、このほど日本食糧新聞社の企画により運営されることになった。この設立発会フォーラムが3月13日、名古屋市中区の名古屋国際ホテルで外食業界関係者二三〇人が参加して催された。

中日本フードビジネスフォーラムは変化に対応するフードビジネス業界の知的集団として、地域に密着した組織として定期的(年二回)に開催され、一個人、一企業ではできない学習を有志のメンバー制による会員組織で追求していこうというもの。当地区の幅広い外食関連ユーザーとその関連メーカー、問屋の企業経営者および個人で構成され、激しい時代の流れに対応するフードビジネス業界人の知的集団として多彩なテーマで学習を企画し、追求・展開していく。

二一世紀を間近に控え、中部地区においては、国際化へ向けて様々な開発整備プロジェクトが推進されようとしている。中部国際新空港を中核に、第二東名、名神高速道路、リニア中央新幹線をはじめ二〇〇五年に開催される「21世紀万国博覧会」など名古屋の周辺都市が大きく様変わりしようとしている。

中部圏が、国際都市として発展するなかで、食文化産業をになう関係人がさらに研鑚を重ねることは業界の質的向上につながるものであり、勉強と交流を通じ、新しい時代の食文化交流を深めていこうというニーズが高まってきた。

会発足にあたり本紙伊奈一郎社長は「中日本フードビジネスフォーラムの発会にあたり幅広い関係者の皆さんにご協力をいただき厚く感謝を申しあげます。また本年は日本食糧新聞が創刊五〇周年の節目の年にあたり、ユニークな会が名古屋の地で発足することは実に意義深いものとしてご支援をいただいた皆さんには重ねてお礼を申し上げます」とあいさつ、業界団体を代表した来賓がそれぞれ別項の通り祝詞を述べた。

式典終了後、開催ホテルを代表して同ホテルの取締役総料理長の廣島衛氏が「日本の中間に位置する名古屋の地で多くの外食関係者が交流をはかるフォーラムが設立され、またその発会という意義ある会場に当ホテルを利用いただき感謝申し上げる。今後ますます発展が予想される外食産業のなかで、それぞれの皆さんが大きな歯車となってかみ合い力強い原動力となって動いていかれることは心強い」と謝辞があり、そのあと情報交換、懇親会に移った。

パーティーの席上、近藤誠司㈱あさくま会長が「本日フォーラムの発会式に出席して、皆さんが一丸となって大きく前進しようという意気込みを肌で感じ、実に心強く思った。今後は当会のメーカー、問屋の皆さんと互いの特徴を生かして企業連合を組むことも可能であり、ますます発展されることを祈念する」と力強いあいさつと乾杯の発声があり宴に入った。

また、(社)日本惣菜協会沼波一郎氏が「私ども惣菜業者は外食産業とは異業種に思えるが、中食の分野で着実に成長している。この会は異業種間の交流に意義があるものとして微力ながら支援していきたい」と中締めの音頭をとり散会した。

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