明治サンテオレ（株）（東京都目黒区、０３・３７９２・６２５１）は６月から、産地指定の銘柄鶏にこだわった「知床チキンバーガー」（二八〇円）、エビ一〇〇％のカツをシンプルな素材で味付けした「エビバーガー」（二八〇円）、フードコートや既存店のスナックメニューを強化した「アメリカンドッグ」（一六〇円）、イチゴのミルフィーユとつぶつぶアズキの「デザートシェイク」（二〇〇円）を発売した。

黒川孝雄社長は「昨年１０月に当社の創業の原点である“日本の農業との共生”を強く打ち出した商品を開発、メニュー化したところ、お客様はもちろん、さまざまな所から大変な反響があった。大手との違いを明確にするために国産の農産物で納得できる産地を限定した野菜や豚肉などを調達したために、食材の安定供給に少し不安があったが、この点についても自信を深めた」と語り、今後も企業路線を一層明確に打ち出していく方針を明らかにした。