名古屋で居酒屋四店舗を展開している嚆矢グループは、名古屋一の飲食街「錦三丁目」に京風串揚げの店「飯場」二号店をオープンした。開店から三ヵ月半あまりがたち、売上げは日商九〇万円。目標の一〇〇万には少し満たないが、「近々計画するランチを始めれば楽に達成できる」（岡田社長）という。

四二坪の敷地に建つ四階建のビルまるごとが店舗。「飯場」その名の通り、店内はトタンや藁など人肌に近い素材で組み合わされた「いわゆるきたないイメージ」（統括店長、山田真名弥さん）で「気が休まる」とサラリーマンにはファンが多い。

メニューは約一〇〇アイテム。串揚げ（六〇円～一二〇円）は二七種、串焼き（一二〇円～一八〇円）は12種用意。特に串揚げのサーモンの錦糸卵巻きとささみ明太子、串焼きのガーリックトーストが人気とか。

「料理と雰囲気は似たりよったりの店が多い。この店独特の要素」（山田さん）がこれからのカギとなる。

◆「飯場」（地下鉄「栄」下車すぐ。錦通に面した国際ホテル並び）電話０５２・９６１・７４８８、総面積一五〇坪、客席一八〇席、平均客単価三五〇〇円、一日平均客数二六〇人。