地酒と料理のおいしい店 「魚菜居酒屋 浜包丁」

1997.09.15 135号 7面

JR千葉駅西口近くにある「魚菜居酒屋浜庖丁」(大坂あけみ店長)は、館山にある“波奈グループ”のチェーン店。波奈グループは千葉県内に「波奈総本店」(館山)をはじめ二〇店舗以上を展開しているが、浜庖丁はそのグループ店の一つとして平成2年7月17日にオープンした。

店に入ってまず目に飛び込んでくるのが「親しい友、よき酒、うまい肴」というキャッチフレーズ。そのキャッチフレーズ通り、地酒を二一品取りそろえ、それに合う肴も豊富にそろった、飲んで食べて本当に楽しめる店だ。

メニューは、定番として七〇品が用意されているがなんといっても圧巻は本日の「お薦めメニュー三〇品」で、グループの本社が館山にあるということもあり、館山直送の新鮮な魚介類を使って出されている。

最近ではヒラメ、カワハギ、イシダイ、サザエなどがあるが、その中で特にメーンで出るのが「カワハギのうす造り」(一五〇〇円)。人気メニューベスト3は「アジのさんが焼き」(七五〇円)、「カワハギのうす造り」「刺し身盛り合わせ」(二人前三〇〇〇円)。

最近豆腐料理も人気。豆腐は、わざわざ町田から取り寄せた「大豆をふんだんに使った昔の味がする」(店長)もので、「こだわり大名奴」(四五〇円)、「湯葉刺し」(六五〇円)などのメニューで提供する。

地酒は二一品で、人気の銘柄は「〆張鶴」「出羽桜」「魔女の酒」などだが、店長の出身が岩手であることから「浜千鳥」や「南部美人」を推奨している。

最近目立つのが「女性客の増加」。酒と肴に魅力があり、女性客に信頼されている。

◆「魚菜居酒屋浜庖丁」(千葉市中央区新千葉一-六-一、千葉駅ビル第二別館、電話043・247・5441)=営業時間午前11時30分~午後1時30分、4時~10時30分、予算四八〇〇円

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