ピザ・パスタ 地域一番店 「ラ・スカラ」(東京・原宿)

1997.09.30 136号 12面

はじめにお断わりするが、この店を取材したときはまだオープン前であったので、数値的なものは見込みで答えてもらっている。

まだオープン前の『ラ・スカラ』だが知名度は高い。同店を手掛ける久保社長は「伊太利亜市場BAR」の元大幹部で、いま流行のミラノ風クリスピーピザを広めた功労者。『ラ・スカラ』は独立第一店舗目となるからだ。

顧客ターゲットは女性層一本。「美容室チェーン「ズッソ」(全国一四店舗・女性と子どものヘアーサロン)と組んで多店舗化して行く」とユニークな出店計画を打ち出している。女性客好みのチョイス式メニューに、薄いピンク色を主体にした落ち着いた内装と、顧客獲得に余念はない。ピザは歯ざわりのいいクリスピー生地で生地そのものに味がついているのが特徴。料理の素材は多くのなかからイタリア産にこだわる。

「気軽に楽しい食事を提供するリストランテとして機能していきたい。味はもちろん原宿一になります。自信があります」と心強い。イタリア料理店が押し寄せる原宿で、どのように活躍するか楽しみだ。

(1)ラ・スカラ(2)久保清和(3)平成9年8月28日(4)東京都渋谷区神宮前四-三二-一二 ニューウェーブ原宿二階(5)03・3403・1123(6)平日・午前11時30分~午後3時、午後5時30分~午後10時、土日祝・午前11時30分~午後10時(ティータイムあり)(7)二八坪・四二席(8)昼一〇〇〇円・夜三八〇〇円(9)一二〇〇万円(10)二〇〇名 ※((8)(9)(10)は見込み)⑪--⑫パルメザン、モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ⑬強力粉一〇〇%⑭サグラ(サントリーフーズ)⑮一四〇g⑯ビラロッカ・白、サンジョベーゼ・赤(ボトル二〇〇〇円)/月間一〇〇本⑰魚介素材はショーケースからお客自ら選べる⑱無農薬有機野菜使用、魚介素材は漁港から直送

名物一品

ピッツァ ジェノバ風(一二〇〇円)/バジリコ、松の実、ニンニクピッツァ トマトとルーコラ(一三〇〇円)/トマト、ルーコラアサリと手長エビのトマトソースのリングエッティーネ(一五〇〇円)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: サントリー