オープンして一八年になる。仲通り界隈には駒八別館、駒八亭、駒八札の辻店、たちのみや「二合半」、カラオケパーティースペース「のうすらんど」、海鮮居酒屋「のうすらんど」、魚菜処「卯多璃」（うたり）、バー「きらら」などグループ店九店舗を展開している。

本店はベテランの料理人五人を抱える本格派の居酒屋で、地域の会社や団体管理職を主体に固定客八割をつかむ繁盛店。地酒（五〇〇～八〇〇円）と手造り料理が売りで、「さつま揚げ」四八〇円、「かぼちゃアーモンド揚げ」五五〇円、「自家製つみれ鍋」七五〇円、「サニーレタス駒八風」六八〇円は、評判のつまみ。

客単価三七〇〇円。周辺には村さ来、天狗、りきしゃまん、庄や、ニユー・トーキヨー庄屋など大手チェーンが出店しているが、駒八は料理の質で差別化を図り、強い集客力を発揮。

店舗面積三〇坪、客席数八〇席。月商一〇〇〇万円以上。秋葉原、新橋、銀座、目黒にも店がある。

◆酒蔵駒八本店（港区芝五－一六－一、電話０３・３４５３・２５３０）=営業時間／平日午後５時～10時30分、日・祝日休み