注目の新商品:キョウデン「カーボンフィラメント融雪マット」
降雪地域の飲食店にとって、雪は悩みの種だ。毎日の雪かきは重労働、融雪装置を設置するのは、費用負担が大きい。そんな悩みを解決してくれる強い味方が、(株)キョウデン事業推進本部ハート事業部(東京都中央区、電話03・5825・8580)から新発売の「カーボンフィラメント融雪マット」。
従来の融雪マットにくらべ、はるかに優れた融雪能力と抜群の耐久性を誇る。その強力な融雪能力の秘密は、マット内蔵のハートヒーター線にある。従来の融雪マットにはニクロム線が使われていたのに対し、このハートヒーター線は、炭素繊維を四万二〇〇〇本ねん糸してつくられている。この線から出る輻射熱は強力で、マットの上の雪をムラなく溶かし、一時間に三センチメートル積もる雪までも優に溶かす。
マットの耐久力も抜群だ。廃タイヤを再利用したゴムチップからつくった厚さ二センチメートルのゴムマットは、一〇t車が乗っても壊れない。店の玄関口だけでなく駐車場の入り口に置いて使うこともできる。
同製品の優れた耐久性と融雪能力の評価は、すでにJRの駅や、線路のポイント部分の融雪用として長年使われていることでも実証されている。
そのうえ経済効果も大きい。温水型の融雪装置のように、費用のかかる工事が一切いらず、ただ置いてコンセントにつなげるだけで優れた融雪効果が得られる。一度置いたマットは年間を通して置きっぱなしにしても、壊れることはもちろん、能力に支障が起きることさえない。
工事不要、メンテナンスいらずで、イニシャルコストとランニングコストともに、従来の融雪対策ではできなかった低コスト化を実現している。さらに水はけも抜群で、クッション性があり滑りにくいので客の足元も安全だ。
降雪地域の飲食店にとって、救世主とも呼べる商品の登場だ。
商品は、五〇センチメートル×八〇センチメートル(定価二万三〇〇〇円)、八〇センチメートル×一〇〇センチメートル(定価四万円)、七五センチメートル×二一〇センチメートル(定価七万九〇〇〇円)の三種類。