米国ポテト特集:インタビュー=ユリス麻布十番代表取締役総料理長・多田鐸介氏
米国産ノンフライポテト製品のメリットは、高品質で手間なく無駄なく調理ができ、ヘルシー素材であること。
ヘルシー志向が高まるなか、今後は、油を控えて調理できるスチームコンベクションとヘルシーなノンフライポテト製品の組み合わせが、ますます注目されるでしょう。
米国産ノンフライポテト製品は、下処理の手間がなく、味も生鮮のジャガ芋に勝るとも劣らない。それにフローズンやディハイといった製品特性を生かせば、メニュー開発は自由自在。当店では、ガロニのマッシュポテトやコロッケなどに幅広く利用しています。また、私がアドバイザー契約しているヘルスケア施設では、ポタージュや味噌汁にも活用して大好評です。
また、加工製品化されているので、生鮮品と異なり、調理場に泥を持ち込むこともありません。この衛生管理も大きなメリットですね。
●「ユリス麻布十番」=東京都港区麻布十番二‐一一‐五、アクシアフォレスタ一階、電話03・5765・2333
●ただ・たくすけ=昭和43年生まれ。一八歳で渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリ校で学ぶ。帰国後、目黒雅叙園、タイユバン・ロブション、パークハイアット東京に勤務。その後、ドイツ厨房機器メーカーのフードディレクターとして七年間、病院食や介護食に携わる。平成14年同店のオーナーシェフに。