日本初のラーメン産業展、9月27~29日開催 業界初にして最大規模

2006.09.04 318号 12面

ラーメン産業展実行委員会(東京都新宿区、電話03・3360・1829)は9月27日から29日の3日間、パシフィコ横浜(横浜市西区)でラーメン業界初の大規模展示会「ラーメン産業展2006」を開催する。

この展示会は、麺、スープ、具材、調味料などの食材から製麺機、厨房設備などの加工設備、ラーメン店をプロデュースするコンサルタントやフランチャイズ本部、その他衛生管理設備やサイドメニュー商品など、ラーメンに関するあらゆる商材を扱うメーカー、商社、生産者、加工業者、卸商などが一堂に会し、ラーメンに関する商取引、製品、サービス開発を促進するための総合商談展示会。

当初予定の170社を超える200社が出展。全国のラーメン店主、開業予定者、仕入れ責任者2万人の来場者を見込む。

展示会と併せ、ラーメン総合研究所所長の武内伸氏、(株)ラーメンデータバンク代表の大崎裕史氏協力による、ラーメン産業活性化のための専門セミナーを開催する。

27日の専門セミナー「有名ラーメン店主が業界を斬る」では、支那そばや店主の佐野実氏など超有名繁盛店の店主がパネラーになり、食材の探し方、苦労話や成功秘話、自店の味へのこだわりなど本気で語り合う。28日開催の「麺を知れ! スープを知れ!」では、店舗開発のシステムや小麦粉の専門知識、スープと麺の相性などを専門家が講義する。最終日の29日「経営のできないラーメン店は生き残れない」では、コンサルタントを講師に迎え、行列のできる繁盛店のつくり方を中心にレクチャーする。

実行委員会では、毎年規模を拡大、内容を充実させ、確実に業界に定着させたい意向だ。

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