インフォマート、ウェブ上多数の取引先と商談できるASPシステムを開発
(株)インフォマート(東京都港区、電話03・3434・1147)はこのほど、多数の取引先間での商談をウェブ上で展開できるシステムを開発、提供をはじめた。商談業務の効率化や情報の標準化が促進され、既存取引先との関係強化のほか、同社が運営する電子商取引市場「FOODS Info Mart」(フーズインフォマート)の参加企業に対する新規開拓も効率的に行える。(株)サッポロライオンや和幸(株)など、外食チェーン35社が同システムでの商談を推奨している。
新システムの名称は「ASP商談システム」。これまで電話やFAX、面談などで行ってきた一連の商談業務のうち、情報システムを通じて効率化できる作業や手順をウェブ上で提供する。商談形態にあわせて取引先を分類できるので、商談の効率化が図れるほか、提案書や見積書などの標準化が促進される。
外食や小売など買い手側の企業では、取引先の商品をいつでも検索・閲覧でき、都合のよい時間に商談できる。複数の取引先に対する商品提案の依頼や見積もり依頼も一度で済ますことが可能だ。取引先ごとにバラバラだった商品提案書や見積書のフォーマットを統一化できるので、比較検討もしやすくなる。
一方、メーカーや卸などの売り手側にとっては、自社が扱っているすべての商品情報を提供できるメリットがある。従来型の商談の場合、時間が限られていることもあり、わずかな商品しか提案できないことが多かった。商品提案や見積もり提出、商談の履歴を管理できるので、営業状況の推移を確認することも可能だ。
今回のシステムは、商談業務の効率化を望む外食チェーンなどの声を受けて開発したもの。多くの取引先との商談や見積もりのやり取りに手間がかかり、新たな商材を発掘する余裕がないのが現実だ。競合他社にないメニューの開発や品揃えを展開するには、非効率な商談業務をいかに解消していけるかが課題となっていた。
システムの利用料は、売り手企業が月額2万6250円、買い手企業が同5250円(税込み)。「フーズインフォマート」の利用企業は、当面無料で利用できる。













