海外情報 鳥肉の消費拡大を展望する(NRA調査)

1992.08.03 9号 18面

鶏肉、ダック肉、野鳥肉、七面鳥を包合した鳥肉の消費の伸びが近年著しい。

・一九八五年から一九九〇年の間、一人当たり年間消費量は、五〇ポンドから六四ポンドと、二八%も増加し、牛肉のそれと並ぶに至った。

・NRAの調査によると、前述期間中に鳥肉のレストランにおける注文は八%も増加している。全体の伸びの一四%に比べると大きな差である。

・フライド・チキンはそのもつ高い油分の故に一時消費を低落させたが、一九九〇年では鳥肉エントレーの五二%はフライものになって復活をみせている。

・フライド・チキン、チキン・サンドイッチに次いでチキン胸肉は三番目のメニューとしてレストランに歓迎されている。NRAのメニュー調査によると、上位四〇位メニュー中に、鳥肉を用いたものが八つも見出されている。

(R&I)

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