業務用加工食品ヒット賞 洋食部門:Mizkan「ビネガーシェフ」

2015.09.07 438号 07面
トマトとタコのたっぷりたまねぎ酢マリネ

トマトとタコのたっぷりたまねぎ酢マリネ

 ◆健康的な酢メニューを簡単に!

 Mizkanは、酢を主原料に使い、酢の種類、使い分け、こだわりを考えた調味酢シリーズ「ビネガーシェフ シリーズ」として「たっぷりたまねぎ酢」「ごま辛酢」「だし香るまろやか酢」の3品を15年2月に発売した。これ1本で簡単に、和洋中など幅広い領域の、おいしく、健康的な酢メニューを作ることができる。

 「たっぷりたまねぎ酢」は、リンゴ酢、ワインビネガー、醸造酢をブレンドし、玉ネギたっぷりの具材感が特徴。「ごま辛酢」は、まろやかな米酢とサッパリした風味のリンゴ酢に、香ばしいごまと唐辛子の味わいを加えた調味酢。「だし香るまろやか酢」は、カツオと昆布のだしをベースに、ひと煮立ちさせた、まろやかな米酢とコクのある粕酢を合わせ、ゆず果汁を加えた、だしの効いた調味酢だ。

 同社が実施した14年8月の調査で、「できれば毎日でもお酢を摂りたい」という消費者の意向は7割強に達することが分かっており、近年では、ワインやビールメーカーが酒・ワインのつまみにピクルスを提案するなど酢を用いたメニューが盛り上がりをみせている。「酢タマネギ」「サワードリンク」「ジャーサラダ」などと並んで「マリネ」が注目されており、居酒屋やバルでは「ピクルス」「マリネ」の提供が増えてきている。このような環境変化を捉え、酢を使ったメニューをもっと手軽に楽しめる調味料として「ビネガーシェフシリーズ」は開発された。

 消費者には、「そのままかけたり、あえたり使える簡便さ」や「ひと手間加えることで店独自の調味料にもすることができるアレンジ性・汎用性の高さ」が高く評価されており、サラダのドレッシングやカルパッチョのソース、揚げ物やローストした肉料理のソースなど、幅広い用途で使用されている。

 売上げは好調で、特に「たっぷりたまねぎ酢」は、計画の200%を超える数字で進捗している。

 また、「ビネガーシェフシリーズ」のさらなる拡大を図るべく、15年8月、たっぷりの玉ネギとショウガの具材感を特徴とした「たっぷりジンジャー酢」を発売した。

 同社は、今後も酢を使ったメニューのバリエーションを広げることで、酢関連調味料の市場の活性化に貢献していく考えだ。

 ◆規格=各種×8本

 ●トマトとタコのたっぷりたまねぎ酢マリネ

 簡単に具材感たっぷり

 作り方

 (1)皿にトマトとタコを交互に並べる。

 (2)「ビネガーシェフたっぷりたまねぎ酢」をかけ、イタリアンパセリを添える。

 ●ローストビーフと野菜のサラダ たっぷりたまねぎ酢

 ドレッシングとしても

 作り方

 (1)ベビーリーフ、クレソンを合わせて盛り付け、ローストビーフをのせる。

 (2)「ビネガーシェフ たっぷりたまねぎ酢」をかける。

 ●豚肉のジンジャーソースがけ

 生姜風味が豚肉と相性抜群

 作り方

 (1)豚肉に塩、コショウし、両面を焼く。

 (2)玉ネギ、パプリカ、ゆでたブロッコリーとアスパラガスを焼く。

 (3)温めた鉄皿に玉ネギを敷き、豚肉、野菜類を添える。

 (4)肉に「ビネガーシェフたっぷりジンジャー酢」をかける。

 ●ベビーホタテと玉ネギのジンジャーマリネ

 魚介とも一緒に

 作り方

 (1)ベビーホタテをゆでる。

 (2)(1)と水にさらしておいた玉ネギ、パプリカ、ニンジンを「ビネガーシェフたっぷりジンジャー酢」であえる。

 (3)器に盛り、カイワレ菜を散らす。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: Mizkan