業務用加工食品ヒット賞 デザート部門:味の素冷凍食品「フリーカットケーキ ピスタチオ」
◆高級感とトレンド性に支持
味の素冷凍食品は業務用デザートを重点カテゴリーに位置付け、市場拡大に取り組んでいる。主に外食市場に向けた高品質な冷凍ケーキ類で他社を圧倒するトップシェアメーカーだ。基本方針は、生活者と提供者(エンドユーザー)の双方にとっての価値最大化。デザート提供者の現場で、人手と熟練者の二重の不足が深刻化している。同社は“オペレーション課題解決企業”を業務用トータルで打ち出し、素材へのこだわりと技術に裏打ちされた品質に加え、ロス削減や使い勝手などの高い機能性を付与した商品提案を活発化している。
こうした中、17年春に投入した「フリーカットケーキ ピスタチオ」は、ここ3~4年の間で注目度が高まってきた“ピスタチオ・スイーツ”に着眼し、トレンドを反映した商品として開発した。ナッツの女王と呼ばれるピスタチオの高級感を、得意とするフリーカットケーキで表現。訪日外国人の増加を背景に、需要が増すホテルやセミアッパークラスの居酒屋へ向けた高付加価値品の提案とした。開発者はこれら業態で営業経験を積み、開発部門に異動して最初に手掛けた商品という。営業当時に直接聞き集めたユーザーの声を商品作りに込めた。
多くのユーザーからの「高級感とトレンド性があり、売場で映える彩りをもつデザートを」とのニーズを吸い上げ、“ぜいたく感”“至福の一品”をコアコンセプトとした。あえてベンチマークを設けず、市場リサーチから最もコンセプトと消費者が抱くイメージに近い仕様を導き出した。
主要部分となる風味豊かなピスタチオのムースの下に、酸味のあるラズベリーピューレを噴霧したスポンジを重ね、絶妙なマッチングとなるよう味のバランスをとった。また天面ゼリーの鮮やかなグリーン色にはグラデーションを施し、鮮やかさの中に深みを感じさせる仕立てとした。
17年2月の発売直後から、売上げは垂直的な立ち上がりとなった。ピスタチオ・スイーツがデパ地下をはじめ雑誌でも注目され、アイスクリームや菓子類にも広がったタイミングと重なったことも一因。その中で高品質な冷凍フリーカットタイプの、市場になかった新規性あるケーキとして価値提案した点が大きい。その売れ行きは、同社売れ筋の果実果肉を天面に敷き詰めた“果実リッチ”ケーキをしのぐほどという。今後、売り先の領域拡大と、通年商品としての定番化に注力する方針。
規格・荷姿=420g(箱)×9×2合
●「ピスタチオケーキ チョコスティックのせ」
高級感とトレンド性のある“ピスタチオ・スイーツ”
(1)「フリーカットケーキ ピスタチオ」を18分の1の三角形にカットし、冷蔵庫で約2時間、または室温で約1時間で解凍する
(2)ココアパウダーをふった皿に(1)をのせ、ホイップクリームを絞り、チョコスティックを飾る。
●「ピスタチオケーキ ビュッフェスタイル」
ホテルバイキングで大好評
(1)「フリーカットケーキ ピスタチオ」を24等分し、冷蔵庫で約2時間、または室温で約1時間で解凍する
(2)皿に並べ、ラズベリーやポイップクリーム、ナッツ類など、お好みのトッピングをする。
●「ピスタチオケーキのミニパフェ」
好みの大きさ、形にカット可能
(1)「フリーカットケーキ ピスタチオ」を24分の1にカットし、冷蔵庫で約2時間、または室温で約1時間で解凍する
(2)グラスにバニラアイスクリームと(1)を入れ、ホイップクリームを絞り、ラズベリーソースをかけてミントの葉を飾る。
●「ピスタチオとベリーのケーキ」
濃厚なピスタチオのムースと爽やかなベリーの相性抜群
(1)「フリーカットケーキ ピスタチオ」を18分の1にカットし、冷蔵庫で約2時間、または室温で約1時間で解凍する
(2)皿にのせた(1)の上にベリー類やホイップクリームなどをのせる
(3)皿の上をチョコレートソースなどで飾る。














