「ぐるなびFOODMALL」メニュー活用飲食店レポート:日本酒bar旅籠(はたご)
◆日本酒バル:珍しい食材に出合えてメニューの幅が広がる
「旅籠」では5月終盤から客足が徐々に戻ってきたが、この時期、魚の仕入れに苦慮していた。高橋佳寿マネージャーいわく「客数がまだ少なく、特に刺身用の魚の回転率が悪かった。魚を仕入れるにも大量注文できず、コストがかさむ。どうしたもんだろう、と」。そんな折にぐるなびFOODMALLを知り、「売上げが激減し、原価率を下げたかったので早速利用した」という。
初めに購入したのは、刺身用の白寿真鯛。その安さはもちろん、「一般の魚屋に並んでいるものとは味がまるで違う。これはすごい」と、味の良さに驚いたという。その後は、紅富士マス、トロイワシなど、付近の魚屋では入手できない珍しい海産物を中心に注文。「一口にタイ、マスといっても多彩で、処理の仕方によっても味が大きく変わるのだな、と勉強になりましたよ」と、高橋マネージャーは言う。
また、同店が購入した魚は丸一匹で届いたが、「これを機に、店で丸一匹をさばく習慣になった。内臓がきれいに処理された状態で届くので、慣れていなくても扱いやすかった。アラをだしに使ったり、カブト煮にしたり、身をほぐしてタイ味噌にしたり、部位に合わせて無駄なく活用する経験も積めた」と、話す。
同店では現在、店で使う魚の多くをぐるなびFOODMALLから仕入れており、「メニューの幅が広がりました。高くていつもなら躊躇するような食材でも、ぐるなびFOODMALLなら安く仕入れることができ、メニュー開発にも使いやすい」と喜んでいる。
●「ぐるなびFOODMALL」使えるPOINTはココ! 店の声より
◎普段の仕入れではお目にかかれない珍しい食材に出合えた。
◎高い食材もぐるなびFOODMALLの格安価格なら使いやすく、メニューの幅が広がった。
●店舗情報
「日本酒bar旅籠(はたご)」
所在地=宮城県仙台市青葉区一番町4-10-11 FRKビル3階/開業=2012年/席数=23席(ハナレ28席)/営業時間=17時~24時、金・土曜17時~翌1時/1日平均集客数=(コロナ禍前)30人。(8月以降)18~20人
【写真説明】
写真1:ぐるなびFOODMALL購入の紅富士マスを使用。同店では5月からデリバリー販売を開始したことで、思わぬメリットが。「以前からBARとしてだけでなく、食事と食中酒を楽しむ“一軒目使い”をしてほしい、と思っていた。デリバリーが好評で『おいしい料理を出す店』という宣伝にもつながりました」(高橋マネージャー)。
写真2:そのおいしさに感動した白寿真鯛を使用。「こういう機会がなければ知り得なかった。良い食材に出合えましたよ」と、高橋マネージャー。一方で、「通常の半値で仕入れられる分、価格設定が難しかったですね。あまり安くして価格破壊につながってはいけないですし」と、苦笑する。