山本純子のスゴイぜ!業務用冷凍食品(19)極洋「だんどり上手 さば切身(骨なし)」

2021.04.05 506号 04面

『だんどり上手』ブランドキャラクター「だんどり~にゃ」

『だんどり上手』ブランドキャラクター「だんどり~にゃ」

 ●魚のうま味を逃さない独自製法 凍ったまま使えるのに、しっとりパサつかない

 好きなんですよね、『だんどり上手』のブランドキャラクター「だんどり~にゃ」。だんどり上手なネコ侍です。刀代わりに腰に差すのは箸で、さやは太刀魚(笑)。りりしいまげを結っていて、「拙者は~」としゃべるのですが語尾が「にゃ」となって緩みます。ところが、緩そうに見えて実はスゴイ!ネコ侍。猫の手も借りたいくらい大変な調理現場に現れて、問題を解決してくれます。

 そんなイメージを具体的な商品にしたのが、『だんどり上手』シリーズ。2013年に発売した凍ったまま調理ができる骨なし魚切身各種にはじまり、ほぐし身や焼魚・煮魚、やわらか食まで、今では多彩な商品展開になっています。

 今回は、シリーズの中でも人気ナンバーワンの「だんどり上手 さば切身(骨なし)」をご紹介します。なんだ、鯖かぁと思わないでくださいね。とにかくキョクヨーの鯖は、間違いなくウマイのです。今回、なぜウマイのかを聞いてみましたら、「歴史が深い」とのこと。

 つまり、昔から国内で腕を磨いたテクニシャンをノルウェーに派遣して、指定工場の中に入り、良質なものを選別して持ってきている、というのです。日本流の魚の目利きを貫く姿勢が、業界内でも一目置かれるほどの数々のおいしい鯖製品を生み出しているのでした。

 さて、なぜ冷凍のまま調理できるのかというと、長く加熱しても身がジューシーさを保つよう保水力を高めているから。実はシリーズを開発した当時「骨なし切身」は業界4番手でした。そこで、差別化をするために開発したのが、独自のインジェクション製法(特許)です。時間をかける漬け込み作業ではなく一気に保水力を高められる製法で、魚のうま味が損なわれません。インジェクションから凍結までわずか1時間。これにより、冷凍から加熱調理してもしっとり、鮮度がよく、魚種ごとの味わいも逃さない、という優れた切身が誕生したのです。

 「拙者、人気者なんだにゃ~」と、声が聞こえてきそうです。

 ★ここがスゴイ!

 魚の目利きで一目置かれるキョクヨーのさばだにゃ!

 ●商品概要

 極洋「だんどり上手 さば切身(骨なし)」

 規格=(40、50、60、70、80g×各5枚)真空×10袋(40g品20袋)×3合

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