Good!メニュー戦略:B級グルメ研究所 機能性肉のステーキ提案

2021.04.05 506号 12面
「ログチキンステーキ」200g1078円、400g1,738円、600g2,398円

「ログチキンステーキ」200g1078円、400g1,738円、600g2,398円

「カットラムステーキ」150g1,100円、200g1,463円ほか

「カットラムステーキ」150g1,100円、200g1,463円ほか

「カンガルーステーキ」200g1,650円、300g2,475円

「カンガルーステーキ」200g1,650円、300g2,475円

「蝦夷鹿ステーキ」200g 3,410円、300g 5,082円

「蝦夷鹿ステーキ」200g 3,410円、300g 5,082円

 ●新しい肉グルメブームの予兆

 B級グルメ研究所が運営するステーキハウス「ステーキロッヂ」では、「機能性肉(Functional Meat)」を掲げた新たなステーキの提供を開始した。同店では、高タンパク、低脂質、低カロリーのヘルシーな肉として、鶏むね肉、ラム、カンガルー、エゾシカの4種類を「機能性肉」として訴求。スポーツトレーニング後や、体力を高めたい消費者をメインターゲットに見据えている。

 「ログチキンステーキ」は、鶏むね肉を丸太のように巻き、低温調理で仕上げた。「鶏むね肉のステーキはパサつきがちで、おいしい店が少ない。同品は、塊肉の形状なのにしっとりジューシーな自信作」(同社広報)という。

 「カットラムステーキ」は、脂肪をエネルギーに変える成分「カルニチン」が豊富で、ダイエット中の人には特にお薦め。

 ちょっと珍しい「カンガルーステーキ」は、オーストラリア産のカンガルー肉を使用。脂肪がつきにくく、体内の蓄積された脂肪を燃えやすくする働きが期待できるという。

 鉄分が豊富で、高タンパク、低カロリーなことから、最近急速にニーズが高まっているジビエの筆頭格であるシカ肉の「蝦夷鹿ステーキ」は、宮城県から仕入れており、臭みはまったくくない。

 肉ブームと相まって、グルメ感度の高い層に今、牛、豚、鶏の三大ミート以外の肉は注目されている。「体を健康にする機能性肉」の提案は、今後新しい肉ブームを巻き起こすかもしれない。

 ※価格はすべて税込み

 ●店舗情報

 「ステーキロッヂ」

 運営=B級グルメ研究所

 店舗所在地=(渋谷店)東京都渋谷区道玄坂2-10-13 新大宗ビル3号館1階

 (池袋店)東京都豊島区南池袋1-18-22

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