花丸アイテムselection:ヒゲタ醤油 ニッポンの夏はコレ

2025.07.07 557号 14面
「味名人 冷し中華スープ」うまみの高い超特選しょうゆ「本膳」をベースにごま油の風味を利かせたオーソドックスな味わい。リンゴ酢、醸造酢を使用した爽やかな酸味が特徴的/規格=1.8L(常温)

「味名人 冷し中華スープ」うまみの高い超特選しょうゆ「本膳」をベースにごま油の風味を利かせたオーソドックスな味わい。リンゴ酢、醸造酢を使用した爽やかな酸味が特徴的/規格=1.8L(常温)

冷し中華 昔ながらのどこか懐かしい冷し中華は、グルメが多様化している現代でも安定して人気が高い

冷し中華 昔ながらのどこか懐かしい冷し中華は、グルメが多様化している現代でも安定して人気が高い

油淋鶏 汎用性があり、爽やかな酸味は揚げ物にぴったり(写真はイメージ)

油淋鶏 汎用性があり、爽やかな酸味は揚げ物にぴったり(写真はイメージ)

ミニトマトのマリネ 味が染み込みやすく、さっとかけて軽く漬けるだけでマリネにも(写真はイメージ)

ミニトマトのマリネ 味が染み込みやすく、さっとかけて軽く漬けるだけでマリネにも(写真はイメージ)

 ●この冷し中華の味に誰もが納得

 夏メニューのお役立ちアイテムとして「味名人冷し中華スープ」(ヒゲタ醤油)に要注目だ。同品は1963年、業界に先駆けて発売された冷し中華スープのロングセラー商品。1998年には業務用加工食品ヒット賞も受賞した“冷し中華の元祖の味”といっていい存在である。60年代当時、日本の中国料理店では夏の人気メニューとして冷し中華が急拡大していた。この人気メニューを日本そば店も展開したい、という多くの要望を受け、ヒゲタ醤油が商品開発に乗り出し、同品が誕生したという。日本そば店では異色のメニューといえる冷し中華を定着させた、立役者のような存在というわけだ。

 同品の魅力は何といっても、“ニッポンの冷し中華の元祖”といっていい王道の味わいにある。時代に合わせて味のブラッシュアップを重ねながらも、発売当時からの“冷し中華の元祖の味”の軸を守っており、ひと言でいうと酸味が秀逸。冷し中華の味わいがマイルドに寄りつつある昨今だが、「味名人 冷し中華スープ」は王道の味を貫き、爽やかな酸味の主張が際立っている。醤油のうまみ、ごま油の風味に合わせたマイルド過ぎずとがり過ぎない酸味のバランスが絶妙で、「冷し中華の味って、こういうことだよね」と誰もが膝を打つ、どこか懐かしい味わいだ。

 グルメが進化し尽くし、料理のおいしさも複雑化している今、その揺り戻しのように「当時の古き良きシンプルなおいしさ」を求める“原点回帰”の潮流が見られる。「味名人 冷し中華スープ」はまさにそんな潮流にもマッチしているだろう。

 ●商品紹介

 ヒゲタ醤油「味名人 冷し中華スープ」

 うまみの高い超特選しょうゆ「本膳」をベースにごま油の風味を利かせたオーソドックスな味わい。リンゴ酢、醸造酢を使用した爽やかな酸味が特徴的/規格=1.8L(常温)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: ヒゲタ醤油