力の源カンパニー、渡辺製麺とそば蔵を買収 「一風堂」の店舗展開

2009.06.01 358号 08面

 ラーメン店「一風堂」を展開する力の源カンパニー(福岡市)は、信州そば、ラーメンなどを製造する渡辺製麺(長野県茅野市、資本金1000万円)と傍系会社のそば店、そば蔵(同、諏訪市、資本金2000万円)を買収し、両社の社長に松本淳((株)力の源カンパニー管理本部長付部長)が就いた。今後は、そば蔵のメニューにラーメンを加えるほか、そばの商品開発や店舗づくり、一風堂の店舗展開を進めていく。

 渡辺製麺は主に乾そばを製造していたが、近年は生そば、ラーメン、近郊の学給用パンを主体に製造、08年の年商約18億円。そば蔵は県内など4店舗のほか、渡辺製麺の直営店が1店舗あり、08年の年商2億円。両社の従業員は継承している。

 渡辺健太郎会長、渡辺昌彦社長は会長、相談役に退いた。河原成美(株)力の源カンパニー社長が両社の代表取締役に就いている。

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