厚切り焼き豚たっぷり5枚　食べ応えのある一杯

　◆厚切り焼き豚がたっぷり5枚　食べ応えのある一杯

　毎年5～9月限定で販売する「中華風冷やしラーメン」（730円）。いわゆる“冷やし中華”であり、醤油ベースのたれには米酢を使い、酸味は抑えめにしている。具材は同店の名物、出来たてのほんのり温かい焼き豚が5枚、そしてキュウリ、メンマ。薬味にはネギ、紅ショウガ、洋がらしを添える。

　季節限定ではなく、通年で食べられる冷やし麺もある。「和風冷やしラーメン（680円）」は中華風とは違い、あくまでも“冷やしラーメン”。冷たくしたカツオだしのスープが特徴であり、さっぱりと食べられる。具材は焼き豚とメンマだが、焼き豚は冷たいスープに入れると脂がかたまり、うまみが感じづらくなるため、現在では別盛りにして提供している。薬味のワサビを、焼き豚につけて食べてもおいしい。

　一方、「冷しごまだれつけ麺」（720円）は、すりごまをたっぷり使った醤油ベースのスープ。つけ麺だが、麺の入った丼に直接スープをかけるなど、好みの食べ方を楽しんでいるお客も多い。

　●「喜多方らーめん坂内」/経営=　（株）麺食/本社所在地=東京都大田区大森北2-14-2 大森クリエイトビル/店舗数=「喜多方らーめん坂内」ほか56店舗（2010年5月現在）