福島工業はこのほど、関門海（大阪市西区）と共同開発した「ヒートポンプ式ウォーターバブリング解凍機」を発売した。

　同品は福島工業の「温度コントロール技術」と、関門海の「生体コントロール技術」を融合した高品質解凍機で、流水解凍や冷蔵庫解凍に比べ、圧倒的に鮮度のいいまま解凍が可能だ。量に関係なく同一の仕上がり品質・仕上がり時間を実現し、解凍終了後も急速冷却により解凍品の高品質を維持。スタートボタンを押せば解凍終了まで自動運転で、ヒートポンプ採用により解凍槽を温冷コントロールするため、簡単かつ短時間で解凍ができる。百貨店やスーパー、ホテル、レストラン、外食産業など向け。

　◆製品概要

　▽機種名=WBD-30MTA▽標準価格=オープン価格▽外形寸法=幅900mm×奥行750mm×高さ850mm▽内形寸法=幅780mm×奥行490mm×高さ330mm▽製品質量=120kg▽電源=3相200V▽使用周囲温度=5～35度C