シェフの愛用食材:「おかずとおさけ もやし」湯本敦代表 テーブルマーク「麺始め 讃岐うどん」

2011.07.04 388号 27面

 東京の流行発信地、渋谷のど真ん中で、モヤシやスプラウトといった新芽食材のヘルシー効果をアピールして、20~30代女性客に高い支持を受けているのが「おかずとおさけ もやし」だ。

 普段から口にしている緑豆モヤシはもちろんのこと、長さ30cmもの特大「青森県大鰐町の温泉もやし」や極太で味わいも個性的な「ピーナッツもやし」、また各種スプラウトなどを使い、見た目も味も既成のイメージを覆すモヤシ料理で楽しませてくれる。

 そんなモヤシやスプラウトをふんだんに使った人気のランチメニュー「もやし冷やしうどん ごまぽん酢だれ」に愛用しているのが、テーブルマーク「麺始め 讃岐うどん220g」だ。「日本人は麺にコシを求める民族性。このうどんはツルツルとコシがあって、でも硬すぎず歯切れもよい。客層を選ばず好まれる食感だと思います」とオーナーの湯本敦氏は採用の理由を語る。

 このランチメニューは、麺はうどんを使っているが、湯通ししたモヤシに空心菜とオクラのスプラウト、さらにキュウリ、鶏むね肉、エビと盛り付けは冷やし中華さながら。さらに酸味のソフトなごまぽん酢だれをかける。「渋谷のランチはパスタが主力の店ばかり。差別化を狙ってうどんメニューを手掛けたのが奏功した」と湯本氏。震災後からスタートさせたランチ営業だが、競合店をしっかり把握して生み出したうどんメニューの開発により、集客の核として活躍している。

 ◆食材紹介:「麺始め 讃岐うどん」 テーブルマークの製麺技術を結集

 テーブルマーク(株)(香川県観音寺市坂本町)

 規格=220g×5玉×8袋(冷凍)

 「麺始め」シリーズは、讃岐うどん発祥の香川県で開発された同社の新スタンダード麺シリーズ。小麦の風味とコシの強さにこだわり、本格的な讃岐うどんを手軽な調理オペレーションで提供できる。本商品は1玉220gだが、1玉125gの「麺始め 割子讃岐うどん」もあり、セットメニュー用「小うどん」にも対応する。

 ◆プロフィール

 「おかずとおさけ もやし」(株)クラージュプランニング 代表取締役・湯本敦

 ゆもと・あつし 1963年長野県生まれ。パリ一つ星レストラン「ジャック・カーニャ」などで研鑽を積んだ後、(株)ミュープランニングアンドオペレーターズで、40店以上の総料理長やメニュー開発者として活躍。2006年(株)クラージュプランニングを設立し、東京・渋谷で2店舗を経営。日本ソムリエ協会認定ソムリエでもある。

 ◆店舗情報

 「おかずとおさけ もやし」

 所在地=東京都渋谷区宇田川町16-8 渋谷センタービルB1

 「もやし別館 もやし家」

 所在地=東京都渋谷区宇田川町13-16 コクサイビル3F

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