業務用加工食品ヒット賞 洋食部門:ミツカン「パッチョ」
◇マッシュルームのころころフライ
■作り方/(1)マッシュルームは水でさっと洗い塩・コショウをし、小麦粉をまぶす。(2)(1)に卵、パン粉を付け、フライにする。(3)皿にリーフレタスを敷き、(2)を盛り付け「パッチョ」をかける。
◇赤ピーマンとマスカルポーネ、枝豆の冷製パスタ
■作り方/(1)鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えてスパゲティをゆでる。ゆで上がったら水気をきって流水で洗い、水気をよくきる。(2)トマトソースとドレッシングを合わせてソースを作り、網焼きして皮をむいた赤ピーマンを漬けておく。(3)ボウルに(1)と(2)のトマトソースを入れてあえ、器に盛る。(2)の赤ピーマン、マスカルポーネ、イタリアンパセリをのせ、ゆでた枝豆を周りに散らす。
◇真ダイとパプリカのカルパッチョ
■作り方/(1)タイは薄くスライスし、皿に並べる。(2)パプリカと玉ネギはみじん切りにし、まぜ合わせる。(3)ベビーリーフを(1)の周りにあしらい、(2)をタイの上に盛り付ける。「パッチョ」を全体にかける。
◇揚げナスとホタテのカルパッチョ
■作り方/(1)ナスは輪切りにして、ホタテは厚さ半分にスライスする。(2)ナスとワンタンの皮を素揚げする。(3)揚げたナスを並べ、ホタテをのせる。ベビーリーフを盛り、揚げたワンタンの皮を割って散らす。「パッチョ」をかける。
◇彩り鮮やか具材感豊富
ミツカンが洋風カルパッチョ用のソースを発売したのは、1999年。当時はイタリア料理がブームとなっており、カルパッチョもその代表的なメニューのひとつとしてその認知度も高まりを見せていたときであった。
居酒屋、洋風レストラン、パスタ店、ホテルなど、さまざまな業態がカルパッチョメニューの提供を始めたが、当時は、オリジナルの手作りソース、もしくは市販されたドレッシングなどが使用されることが多かった。
ミツカンでは、カルパッチョ専用のソースを開発することでユーザーのニーズに応えることができると考え、業務用製品として洋風カルパッチョ用ソースを発売した。
以後、具材感たっぷりの彩り鮮やかな本格的ソースとして、これまでさまざまなユーザーに広く愛用されてきている。
そのミツカンの業務用カルパッチョ用ソースが、今春、2品のリニューアル、1品の新発売で、よりおいしく生まれ変わった。これまでの豊富な具材感と彩りの鮮やかさをより強調し、調味を工夫することで、カルパッチョはもちろん、サラダ、揚げ物(フライ、カツ)、冷製パスタなど、さまざまなメニューにも利用できるようになっている。
より具材感たっぷり、彩り鮮やかになったミツカンの「パッチョ」シリーズについて、製品開発担当は、「素材と一体となったときの、その見た目の彩りの華やかさ、見栄えをよりお客さまに楽しんでいただくためにも、白いお皿での提供がお薦め」と話している。
今後、各業態のユーザーに多様なメニュー提案を展開していく。
●「パッチョ」シリーズ
【リニューアル品】
▽パッチョトマト&ガーリック=ガーリック、赤ピーマン、玉ネギ、トマト、パセリを使用した、具材感のある洋風カルパッチョ用ソース。
▽パッチョバジリコ=バジルとガーリックの風味が特徴的な具材感のある洋風カルパッチョ用ソース。
【新製品】
▽パッチョレモン&ローストオニオン=レモンのさわやかな酸味とローストオニオンのコクのある味わいが特徴の、洋風カルパッチョ用ソース。
◆規格=1リットル/8