卸マンの売れ筋食材チェック!:石川県金沢市・宮本篤志さん

2014.11.03 428号 14面

「来春の北陸新幹線開通を控えて、北陸らしさをアピールできるような食材が求められています。他地域のお客さまからの問い合わせも増えています」と語るのはカナカン外食部の宮本篤志係長。高岡外食営業所で集団給食を担当し、6月に外食部に着任。現在は社内の販促企画や新しい食材探しなどを行っている。宮本係長にお薦め商品を聞いた。

■問い合わせ=カナカン外食部(電話076・223・8856)

まずは、かねみつの「ほたるいか(生食用)」。富山県の名産ホタルイカは地元ではゆでて酢味噌で食べるのが一般的で、生食で食べる習慣はありません。富山の老舗昆布締め専門店のかねみつの「ほたるいか(生食用)」は冷凍殺菌しているためホタルイカが内臓まで丸ごと食べられます。少しコクのある大人の味わいです。高級和食店ではホタルイカのしゃぶしゃぶを提供しているお店もあります。

続いては、大畑食品の「五郎島金時芋きんとん」。加賀野菜の中でも特に人気の高い五郎島金時芋を芋きんとんにした商品です。栗をあえておせちの一品に、またデザートのトッピングと幅広く使えます。そしゃくが困難な高齢者の方のおやつにも使えます。

最後は、テーブルマークの「丹念仕込み 本場さぬきうどん」。金沢市は北陸の中でもうどんが好まれます。冬には煮込みうどんが人気です。「丹念仕込み 本場さぬきうどん」は、強いコシがあって煮込みうどんにも合います。モツを入れて煮込めば富山県で人気の「モツ煮込み」になりますし、車麩、赤巻などの北陸らしい食材を満載して新しい煮込みうどんの開発なども面白いと思います。

●かねみつ「ほたるいか(生食用)」

富山県の名産・ホタルイカが刺し身で食べられる。洗浄不要でそのまま使える。富山県産のホタルイカ。

規格=12尾×20

●大畑食品「五郎島金時芋きんとん」

伝統の加賀野菜・五郎島金時芋のきんとん。おせちだけでなく、北陸らしい和のデザート開発にも。

規格=1kg×12

●テーブルマーク「丹念仕込み本場さぬきうどん」

強いコシ、なめらかなのど越し、モチモチした食感。本場さぬきうどんの本質を貫いた。

規格=(250g×5個)×4袋

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