ちょい飲み中華・ラーメン店特集:バーミヤン

2017.06.05 460号 09面
ビンチョウマグロの秘醤ソース499円(税抜き) 12種類の素材で作ったたれでビンチョウマグロを味付けした、今シーズンの自信作。たれが絡んだレタスも、よいつまみになる

ビンチョウマグロの秘醤ソース499円(税抜き) 12種類の素材で作ったたれでビンチョウマグロを味付けした、今シーズンの自信作。たれが絡んだレタスも、よいつまみになる

 ●「食事まで堪能」スタイルで居酒屋とは一線を画す ちょい飲み心を誘う中華小皿

 本格中華のファミリーレストランとして、世代を問わず親しまれているバーミヤン。同店でも、「ライトに飲み、食事まで堪能したい」というニーズに向けた取り組みが盛んだ。

 「おつまみ小皿メニュー」を299円、2品セットは500円で提供。1~2人で1杯飲むのに適したボリュームとリーズナブルな価格で、ビールのお供につい注文したくなるメニューだ。合わせて、赤・白ワイン、梅酒、紹興酒(各グラス)100円、生ビール中ジョッキ200円(平日14時~18時限定)などという破格値のアルコールドリンクをメニューで大きく訴求。飲酒目的ではなかったお客も、「食事のついでに軽くつまんで飲むのも悪くない」と喚起させられる。

 また、ファミリーレストランとしては画期的な、焼酎のボトルキープ制も導入している。サラリーマン客の多い駅前店などでは、キープボトルが常時100本以上もズラリと並ぶほどの人気ぶりだ。

 一部店舗では、「飲み放題100分999円」のサービスも実施。もはやちょい飲みを超える“センベロサービス”だが、同店を展開するすかいらーく広報の横田真紀氏によると、「居酒屋と競合するつもりではありません。あくまでも、お食事とともにお酒もしっかりとお得に楽しんでいただきたい、と考えてのサービスです」。

 実際、同店では居酒屋で見られるような“本気飲み”のお客は少ないという。

 バーミヤンにおけるちょい飲みの光景は、居酒屋のそれとは一線を画すスタイルというわけだ。

 ※本文にある価格は全て税抜き

 ●データ

 出店エリア=関東、甲信越、北陸、東海、関西、中国、四国地方

 総店舗数=331店(17年4月30日現在)

 アルコールMENU(税抜き価格)=キリン生ビール(グラス)349円、同(ジョッキ)450円、同(ジョッキ)2杯目399円、アサヒスーパードライ(中瓶)549円、ハイボール349円、日本酒(純米吟醸・あさ開180ml)599円他

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