ファンくる・モモちゃんのなるほど外食データ:帰省時は「家族」と「行きつけのお店で楽しむ」が多数

2024.09.02 547号 12面

 シルバーウイークや年末年始など、長めの休みの際には実家に帰省する人も多いのではないでしょうか。私も大型連休には、地元の愛知県名古屋市によく帰っています。帰った時にはひつまぶしや味噌煮込みうどん、手羽先など「どえりゃー名古屋めしを食べるがね」という声が聞こえてきそうなほど堪能しています。

 今回は、帰省先での外食について「ファンくる」会員1010人(男性224人、女性786人)に調査を実施しました。

 帰省した際に「外食に必ず行く」人は34%、「外食に行くことが多い」という人は40%と、70%以上の人が帰省時に外食をしています。帰省先で外食に行く人の多くは、「家族や親戚と飲食店を利用する」と回答しています。「地元で行きつけの店がある」と答えた人は40%で、地元を離れる前から行きつけの店をつくっていた人がほとんどでした。行きつけになったきっかけは「家族や親戚、友人や知人に連れられた」が多く、通い続けている理由は主に「お気に入りのメニューがあるから」「料理・ドリンクがおいしいから」でした。

 今回の結果から、多くの人が地元に帰省する際に外食をしており、そのほとんどが家族や親戚と一緒に食事を楽しんでいることがわかりました。特に行きつけの店がある人の多くは、家族や親戚に連れられてその店を知り、地元を離れた後も愛着を持って訪れています。帰省先での外食は単なる食事の場ではなく、家族や地元とのつながりを深める時間となっているのでしょう。

 ●ファンくる

 国内最大級の顧客満足度向上プラットフォーム。お客さまのホンネを基に、効率的に顧客満足度を高めることが可能。定期的に意識調査も行っている。/運営=(株)ファンくる

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