中田宏環境副大臣インタビュー

企業のサステナビリティ経営が一段と重みを増している。食品業界は今年、脱炭素経営の継続的な推進に加え、30年度に事業系食品ロス60%削減を目指す食品リサイクル法の新たな基本方針に向き合う。環境省は産業界の現況をどう評価し、どこに導くのか。「食と環境は切っても切り離せない関係」と語る中田宏環境副大臣にロングインタビューを行った。(聞き手=今野正義日本食糧新聞社会長、文=横田弘毅)
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中田宏環境副大臣インタビュー(下)関係深い食料と環境 プラ汚染対策への行動を
キーパーソン 連載 官公庁 2025.03.21--近年、食品企業のサステナビリティ推進活動が大きく進展しています。容器リサイクルを従前の熱回収からボトルtoボトルに切り替えたり、自然共生サイトの取り組みに加わる動きも活発です。この動きをどうご覧になっていますか。 中田 プラスチックの資源循環促進の…続きを読む
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中田宏環境副大臣インタビュー(中)食品ロスさらに削減 国民の行動変容が鍵に
キーパーソン 連載 官公庁 2025.03.19--日本がNDCで掲げた温室効果ガス13年度比46%削減の達成時期が6年後に迫っています。現在までの進捗と目標達成に向けた課題をお聞かせください。 中田 わが国の温室効果ガス排出量は、22年度に13年度比約23%の削減を達成しました。50年のネット・ゼ…続きを読む
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中田宏環境副大臣インタビュー(上)脱炭素で経済成長を 揺るがぬパリ協定の意義
キーパーソン 連載 官公庁 2025.03.17企業のサステナビリティ経営が一段と重みを増している。食品業界は今年、脱炭素経営の継続的な推進に加え、30年度に事業系食品ロス60%削減を目指す食品リサイクル法の新たな基本方針に向き合う。環境省は産業界の現況をどう評価し、どこに導くのか。「食と環境は切っ…続きを読む