ウィズコロナ時代と食品ロス

外食 2021.04.14

 ホテル・旅館を含めた外食業界は行政の要望を受けて営業時間を短縮していたが、3月末の段階で、客足は回復の兆しも見せたが「まん延防止等重点措置」で外食業界は悲鳴を上げる。需要の急激な変化は外食業界だけでなく、川上である食品製造業にしわ寄せがいき、さらに川上の農林水産業にも影響が出て、食品廃棄を余儀なくされる。ウィズコロナ時代とは三密の防止やマスクの着用だけでなく、行政の動きに関連した急激な需要変化の中で、持続的な開発目標でもある食品ロスの削減に取り組むべきなのだ。今まで築き上げてきたサプライチェーンや商習慣を見直す必要が出てきている。