ビーフン特集

農産加工 2019.08.09
ビーフン特集

 「8月18日はビーフンの日」–。ビーフンの普及を願って、ケンミン食品が制定したこの日に合わせ、各地で料理教室の開催や当日のサンプリングも、東京・有楽町と神戸・三ノ宮駅前で実施する。さらにビーフンやビーフンと猫に関するエピソードを応募すると抽選で222(にゃんにゃんにゃん)人に「にゃきビーフン」が当たるキャンペーンなど、盛りだくさんの仕掛けが用意されている。ビーフン市場は、一昨年のTV放映で大きく拡大した後も、たび重なるTV報道に加え、台湾やタイ・ベトナムなどアジア・エスニック料理人気などの追い風を受け、その後も伸長を続けている。最大手ケンミン食品は将来を見据え、さまざまな施策を打ち出した。中でも柱が海外展開で、今秋、米国に向け本格輸出をスタートする。専用商品の名前は、ズバリ「Yaki Be-fun」。アジアの食文化ビーフンだが、日本の「焼ビーフン」は、世界で類を見ないオンリーワン商品であり、まさに「日本のビーフンを世界のビーフン」に向け新たな扉が開こうとしている。(佐藤路登世)