トマト加工品特集
ケチャップやホール・カット缶、トマトソースといったトマト加工品は今期、前年のコロナ特需からの反動減を余儀なくされている。需要のピークの裏年は抜け、下期に向けて回復傾向。コロナ共存の新様式は全世帯に人気の洋食、野菜摂取が好まれて本市場に追い風が吹く。使用メニューとユーザーという裾野を広げ、簡便・安価な商品力を定着。健康機能性といった価値、単価向上につなげたい。（吉岡勇樹）
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◆トマト加工品特集：洋食人気で裾野拡大の好機 メニュー訴求から価値向上へ
調味 2021.09.17ケチャップやホール・カット缶、トマトソースといったトマト加工品は今期、前年のコロナ特需からの反動減を余儀なくされている。需要のピークの裏年は抜け、下期に向けて回復傾向。コロナ共存の新様式は全世帯に人気の洋食、野菜摂取が好まれて本市場に追い風が吹く。使…続きを読む
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トマト加工品特集：カゴメ ケチャップ需要を喚起
調味 2021.09.17カゴメは下期、平野レミを起用した洋食提案を推進するなどして、ケチャップ需要を喚起し続ける。 上期は前年にコロナ対策の内食、備蓄増で伸ばして反動減。一昨年比では上回り、内食の深まりに応じる。野菜が取れて、家族が喜ぶ洋食の価値を伝える。 専用の「豚肉…続きを読む
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トマト加工品特集：キッコーマン食品 「リコピンリッチ」堅調
調味 2021.09.17キッコーマン食品は、主力の「リコピンリッチ トマトケチャップ」が堅調に推移している。好評のトマトの濃厚な味わいを伝え、嗜好（しこう）の深まりをとらえる。コロナ共存の内食の高止まり、ケチャップ需要の増加には「For Daily」760gの展開を強化。初…続きを読む
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トマト加工品特集：ナガノトマト 「つぶ野菜入り」など伸長
調味 2021.09.17ケチャップやトマトソース、ピューレ、飲料など、多彩なトマト加工品を展開するナガノトマト。「コロナ禍による内食化やニーズの多様化で、ピザソースや『つぶ野菜入り』ケチャップなど、差別化が難しいカテゴリーの中でも特徴を明確に打ち出した商品の動きがいい」（井…続きを読む
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トマト加工品特集：テーブルランド 反動減も提案強化探る
調味 2021.09.17トップシェアを誇るなめ茸やレトルト米飯などと並び、ケチャップを展開するテーブルランド。 4～9月期のケチャップ売上げ予想は、「コロナ禍による内食化で、前年比の30～40％アップで推移した」（同社）前年同期の反動で、27％程度落ちる見通しだ。 主力…続きを読む
