花かつお・削り節特集
昨年はコロナ禍の内食需要の増加で、削り節にも特需が起きた。家庭でお好み焼きなどのトッピングに使用される頻度が増え、小容量・中容量の伸びが顕著だった。コロナ禍も3年目に突入し、時短料理が支持される中、だし取り用途の花かつおは伸長カテゴリーから外れている。昨夏以降のカツオ相場の高騰を受け、減益となる企業も出てきた。そうした中、各社から削り節製品の値上げが発表されたが、その後もさらに相場が上昇。円安も進み、年明け以降に第2弾の値上げもありそうだ。(三井伶子)
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◆花かつお・削り節特集:カツオ相場高騰、円安も影響大きく 各社削り節製品値上…
水産加工 2022.11.02昨年はコロナ禍の内食需要の増加で、削り節にも特需が起きた。家庭でお好み焼きなどのトッピングに使用される頻度が増え、小容量・中容量の伸びが顕著だった。コロナ禍も3年目に突入し、時短料理が支持される中、だし取り用途の花かつおは伸長カテゴリーから外れている…続きを読む
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花かつお・削り節特集:ヤマキ 「新鮮一番」シリーズ好調 今春から本格的に全国…
水産加工 2022.11.02ヤマキの今上期(4~9月)は、だし取り用途の花かつおの売上げが落ちているものの、削り節のパック製品は好調に推移している。「徳一番かつおパック20P」が前年比6%増、「マイルドパック」は同10%近く伸びている。「便利な使い切りパック」は同20%増と伸長…続きを読む
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花かつお・削り節特集:マルトモ 「めっちゃ」シリーズ販促
水産加工 2022.11.02●「だしコン」など社会問題解決に尽力 マルトモの今上期の削り節売上高は、前年比微増で推移している。家庭用ルートでは、新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり特需が落ち着いたが、行動規制緩和などの影響で飲食店での使用が増えて、業務用ルートは回復傾…続きを読む
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花かつお・削り節特集:にんべん 「本枯鰹節」小容量タイプ好調
水産加工 2022.11.02●弁当・惣菜事業、上野など新たに3店出店 にんべんは「かつお節・だしライフデザインカンパニー」を掲げ、鰹節とだしの事業領域を広げている。注力する弁当・惣菜事業では今年、新たに3店舗を出店。食のあらゆるシーンで、鰹節とだしを生かした商品やメニューを提…続きを読む
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花かつお・削り節特集:ヤマヒデ食品 来春に家庭用1割値上げ
水産加工 2022.11.02●揚げ玉売上げ拡大続く 加工工場刷新生産能力倍増 ヤマヒデ食品は来春に家庭用商品の値上げを計画している。値上げ幅は1割程度。主力の「業務用だし」(150g、200g、300g)はそれぞれ120g、180g、280gに、「業務用だしパック」(20g×…続きを読む
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花かつお・削り節特集:ベストプラネット だしパック20~30%伸長
水産加工 2022.11.02●削り節、9月から10~15%値上げ ベストプラネットは「乾物総合ファクトリー」を掲げ、メーカーとして蓄えた生産管理・品質管理・マーケティングのノウハウを融合したオンリーワン企業を構築している。 前6月期は増収減益で着地。原料のカツオ相場の高騰が…続きを読む