中部食糧特集2023
中部食糧は1963年、名古屋市で米穀業として産声を上げた。続けて、輸入エビなど冷凍水産物の卸売、業務用PB商品の先駆け「いぶき」ブランドの冷凍調理加工食品の取り扱いなど、業容拡大してきた。会社が勢いづいてきたころ、当時の親会社が債務超過に陥った。子会社が整理されていく中で何とか同社は生き残ったが、順調だった製造から一時撤退し卸売業に専念。この時、365日受注24時間配送の物流体制を作った。（横山卓司）
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◆中部食糧特集：「製造卸」さらなる進化へ 戸田新体制スタート
卸・商社 2023.10.16中部食糧は1963年、名古屋市で米穀業として産声を上げた。続けて、輸入エビなど冷凍水産物の卸売、業務用PB商品の先駆け「いぶき」ブランドの冷凍調理加工食品の取り扱いなど、業容拡大してきた。会社が勢いづいてきたころ、当時の親会社が債務超過に陥った。子会…続きを読む
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中部食糧特集：戸田宗幸社長 経常利益率2％目指す
卸・商社 2023.10.161年半前に常務取締役営業本部長から昇任した戸田宗幸社長は、トーメン（現・豊田通商）時代に海外4ヵ国に駐在し水産や寿司のビジネスに従事した。豊田通商時代には食料部に在籍し、2008年に中部食糧に出向。中部食糧を大きく成長させた現相談役の水井雅博氏と出会…続きを読む
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中部食糧特集：新体制発足で機能発揮に一丸 お客さまへの対応力も強化
卸・商社 2023.10.16◆中部食糧が誇る各本部組織 今回の営業組織変更では営業本部の下に「第一営業部」「第二営業部」「第三営業部」を置いた。第一営業部は三河営業所、名古屋南営業所、豊川営業所のエリア、第二営業部は広域営業、第三営業部は名古屋営業所、岐阜営業所、四日市営業所…続きを読む
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中部食糧特集：執行役員営業本部本部長・新井政行氏 拠点連携緊密に情報提供
卸・商社 2023.10.16現在、コミュニケーションの強化に力を入れている。愛知のお客さまが岐阜や三重の情報を欲している場面が多々ある。お客さまに適切な情報を提供できるよう拠点間の連携を緊密にしていかなくてはならない。 お客さまへの訪問頻度が上がると求められるものが多くなって…続きを読む
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中部食糧特集：執行役員業務管理本部本部長・城戸健太郎氏 生産性改善に取り組む
卸・商社 2023.10.16業務管理本部は人事総務、財務経理、資金管理の3部門で各部署をサポートしている。他部署の業務に支障がないよう努めるのはもちろん、売上げ・利益を生む部署ではないため経費削減や労務管理の点からコストを圧縮し生産性向上につなげる意識も持つよう心掛けている。利…続きを読む
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中部食糧特集：執行役員商品本部商品部部長・堀田正司氏 より良い商品の仕入れを
卸・商社 2023.10.16商品本部の主な業務は仕入れで、仕入先さまと当社営業部のパイプ役を担っている。条件交渉が一番難しい部分でより良い商品をより安く仕入れることができなければ営業部が市場で勝てなくなる。 そのため本年1月から主力仕入先さま数社を選定し、一定の期間内で選定し…続きを読む
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中部食糧特集：営業本部第1営業部部長・塩崎卓也氏 三河エリアをさらに伸長
卸・商社 2023.10.16名古屋南営業所と三河営業所に加え、昨年新たに開設した豊川営業所は、売上げの核となる取引先を獲得したことで軌道に乗ることができた。今後は各営業所長を中心に今まで遠方のために断念していた地域を開拓し、地場の卸とどれだけ渡り合えるかが売上げの伸長につながる…続きを読む
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中部食糧特集：第1営業部副部長名古屋南営業所所長・加藤健一氏 労働環境、後進…
卸・商社 2023.10.16名古屋市の南東エリア、尾張旭、瀬戸、日進、知多半島を管轄する名古屋南営業所では、各社員がそれぞれにエリアを担当し、既存顧客に営業・配送するとともに新規顧客の開拓にもアンテナを張り、一丸となって業務を行っている。 営業と配送の両方を担うという面では、…続きを読む
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中部食糧特集：第1営業部課長三河営業所所長・山田和秀氏 大口得意先と関係強め…
卸・商社 2023.10.16三河営業所は、刈谷市、豊田市、安城市など愛知県西三河地域を中心に管轄している。売上げ規模の大きいお客さまが多く、複数のスタッフで対応しなければならない。そのため、人材のやりくりに苦労している。 現在、当エリア内で特に大口の得意先さまと緊密にコミュニ…続きを読む
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中部食糧特集：第1営業部副部長豊川営業所所長・森藤孝氏 視野広く新規顧客を開…
卸・商社 2023.10.16豊川市、豊橋市、蒲郡市、新城市、浜松市の一部エリアを管轄としている豊川営業所は、三河営業所から分業する形で昨年に開設した。 今まで拠点から遠いために営業ができていなかった地域で営業力を強化する。 また、それとともに、既存の三河営業所でも空いたスペ…続きを読む
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中部食糧特集：営業本部第3営業部副部長 小島郷史氏 体制整え社員の幸せ実現
卸・商社 2023.10.16他の卸にない製造卸機能を持っており、その強みを生かした提案を大切にしていきたい。小回りの利く開発機能をフルで活用しユーザーの要望を細かくヒアリングしながら素早く商品に落とし込むことで商品、企業に対して価値を見いだしてもらえればと考えている。 第三営…続きを読む
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中部食糧特集：第3営業部副部長名古屋営業所所長 柿元昭氏 地域特性生かし営業…
卸・商社 2023.10.16名古屋営業所では、各スタッフが営業と配送を担当しているため、時間に追われる場面も出てくるが、安全面を第一に業務を進めている。 そのために効率よく配送するよう毎週の課内会議で検証し、なるべく無駄のないように営業所全体で共有している。 既存のお客さま…続きを読む
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中部食糧特集：第3営業部副部長四日市営業所所長 中山武氏 正しく原点を守り続…
卸・商社 2023.10.16四日市営業所は四日市、桑名、鈴鹿、亀山、津、松阪、伊勢を担当している。人員は、営業6人、ドライバー9人を含む合計54人で構成している。 マザー倉庫としての役割を担っていることもあり、会社内でも一番大きな営業所で、ピッキングのパートも多い。 四日市…続きを読む
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中部食糧特集：第3営業部課長岐阜営業所所長 若杉智博氏 ターゲット絞って着実…
卸・商社 2023.10.16岐阜営業所は、岐阜市、大垣市、養老町、多治見市、可児市、美濃市、関市、美濃加茂市、愛知県一宮市を担当しており、今年新たに稲沢市が加わった。人員は営業3人、ドライバー5人だ。 エリアの特色としては範囲が広域であるため、配達以外の仕事も営業所内で完結せ…続きを読む
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中部食糧特集：営業本部第2営業部副部長広域事業所所長 大嶌祐介氏 惣菜リード…
卸・商社 2023.10.16広域事業を担当する営業本部第二営業部は、愛知県を中心とした量販店の惣菜部門など、大口の取引先を担当している。全社の惣菜関係約6割を当部署で受け持っており、総合的な企画提案でお客さまに選ばれる営業を実践している。 社内の惣菜部門をリードする部署として…続きを読む
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中部食糧特集：営業本部第2営業部広域事業所副部長 横井清登氏 実力高め認めら…
卸・商社 2023.10.16主な業務は大型量販店に向けた営業を軸とし、営業モデルケースを確立して社内へ展開することだ。お客さまの状況や、社会情勢なども加味して提案内容を戦力的に構想している。 また、他の部署のフォローを行うこともある。部署ではメーカーとしても動きを強め、販路を…続きを読む
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中部食糧特集：製造本部製造販売部副部長兼開発担当兼品質管理担当 谷雄介氏 失…
卸・商社 2023.10.16製造卸機能を最大限発揮できるように、ゼロイチから商品を作り出し、すべての取引先に喜んでもらえるための開発を大事にしている。 開発のプロセスにおいては安全・安心・信用を第一優先としている。 鶏肉加工を開始して4年が経過し、今年の3月から鶏肉の焼成工…続きを読む
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中部食糧特集：製造本部製造部工場長 江端美里氏 次の人の作業考えて行動
卸・商社 2023.10.16新組織が発足したのを機に工場長に着任して以来、いかに皆が気持ちよく働けて、円滑に回していけるかを意識している。 そのために、おのおのが次の人の作業を考えて行動するように伝えている。そのことを丁寧に言葉で伝えていけば、うまくいくと感じている。 工場…続きを読む
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中部食糧特集：成長の鍵を握る鶏肉加工 拡張進む中部南工場
卸・商社 2023.10.16中部食糧はこれまで名古屋市南区のライスセンター内に精米、炊飯、合わせ酢の各工場を有してきたが、2020年4月に鶏肉解凍・味付け加工から販売までを手掛けるチルド工場を立ち上げたことで業務用“製造”卸としての歩みを確かなものにしている。加えて今年3月に鶏…続きを読む
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中部食糧特集：水井雅博相談役 役割明確に従業員全員期待
卸・商社 2023.10.16●機能強化で企業力さらに向上へ 中部食糧の中興の祖が水井雅博相談役だ。米穀業として始まった同社を、3温度帯の業務用食材を365日配送する企業に変えた。また、精米・炊飯・合わせ酢・鶏肉加工品といった商品を自社工場で製造する「製造卸」として他社とは一線…続きを読む
