中部食糧特集2023

中部食糧特集:成長の鍵を握る鶏肉加工 拡張進む中部南工場

卸・商社 2023.10.16 12661号 08面
鶏肉焼成ラインでの加工もスタートした中部南工場

鶏肉焼成ラインでの加工もスタートした中部南工場

丁寧な作業で品質のばらつきを防いでいる

丁寧な作業で品質のばらつきを防いでいる

解凍機や真空タンブラーを備える加工室

解凍機や真空タンブラーを備える加工室

 中部食糧はこれまで名古屋市南区のライスセンター内に精米、炊飯、合わせ酢の各工場を有してきたが、2020年4月に鶏肉解凍・味付け加工から販売までを手掛けるチルド工場を立ち上げたことで業務用“製造”卸としての歩みを確かなものにしている。加えて今年3月に鶏肉焼成ラインでの加工がスタートし、揚げる以外の加工は自社で手掛けられるようになった。同社がこれら鶏肉加工品の製造を手掛けることで、納入先である顧客の人手不足問題解消につなげることができる。今期は「焼く」「煮る」「蒸す」処理を行い

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 中部食糧特集2023

    中部食糧特集2023

    卸・商社

     中部食糧は1963年、名古屋市で米穀業として産声を上げた。続けて、輸入エビなど冷凍水産物の卸売、業務用PB商品の先駆け「いぶき」ブランドの冷凍調理加工食品の取り扱いなど、業容拡大してきた。会社が勢いづいてきたころ、当時 […]

    詳細 >