コープふくしまの挑戦 放射能と向き合う(上)県外消費者を視野 販路開拓目指す
原乳は1週間に一度、集積所で検査。他県よりも頻度が高い
生活協同組合コープふくしまが力を入れていた福島県産品は、消費者の放射性物質への警戒感もあって苦戦を強いられている。福島県庁などが他県よりも高い頻度で検査を実施し、暫定規制値以下の結果でも売れない状態だが、コープふくしまは新たに県外の消費者を視野に入れた活動を始めている。(伊藤哲朗) コープふくしまは、他の東北の生協と同様に地域の農畜水産物に地産地消として力を入れてきた。地場の農業者に店舗の一部を開