茨城県の地酒特集:現況と展望を聞く=茨城県酒造組合・廣瀬淳一会長
茨城県酒造組合(水戸市、029・221・2698)が進めてきた「プロジェクト・ピュア茨城」が4年目に入った。県との取組みで独自開発した酒造好適米「ひたち錦」と「ひたち酵母」を原料に使い、100%茨城県産の純米酒を造る試みだ。03年春の開始以来、地産地消の清酒造りの先駆けとして全国から注目を集めてきた。同じ酒米(精米歩合も一律55%)と酵母でありながら、蔵元次第で多様な酒が生まれる。いわば茨城県で酒を造る匠たちの技術の競演だ。 茨城県酒造組合の会長を務め
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